Staff Interview 社員インタビュー
人として、父として、日々成長。
藤井 茂行
2020年入社 - 食品事業部
私は30代後半に転職してこの会社に入り、食品事業部で働いて4年目になります。これまでは配管工や解体業などで働いてきましたが、社長に声をかけていただき、この仕事に興味を持ったのがきっかけでした。
初めての営業の仕事。最初はどうなることかと思いましたが、お客様と直接話ができることがとても楽しいですね。自分がやったことで、お客さんから怒られることも喜ばれることも、全て自分に返ってきます。いろんなお客さんがいて、それぞれに好みであったり、こだわりであったり、その人の性格もあったり、全て違います。あぁ、こういう感性や考えは自分になかったなと勉強になることもあるし、お客さんのことをもっと理解できるように、人としてももっと成長したい思いが強くなりました。
普段は、倉吉市や三朝町を中心に、県中東部や岡山県北部を回らせてもらい、旅館やホテルの食料品の発注を受けて配達しています。毎日様々なことがあり、同じ仕事をしているように見えても、変化があって同じ仕事はありません。
例えば、旅館の料理人さんから「急に食材がなくなったからなんとかできない?」と言われることもあって、難しいこともありますが、自分を頼ってもらったことが嬉しいですし、なんとかできないかと必死に知恵を絞ります。そういう「人」と「人」の仕事をしていると、あぁ、生きている、働いている、誰かのためになっている、という実感が湧くんですよね。だから、できるだけ良い野菜や食料品を仕入れて届けたいと日々思っています。お客さんが喜ぶ顔を想像したら、大変な時も頑張れますね。
まだ入社4年ほどですが、新藤は働きやすい会社だなと年々感じています。まず、会社の幹部からもいつでも思っていることを言ってほしいと言われています。仕事の話だけでなく、たわいもない話をすることも多く、そういう時間からも学びがあります。
創業が大正時代と歴史もありますが、時代に合わせて柔軟に変化できるのも新藤らしさ。ここ数年は特に会社の変革期を迎えていて、社内から課題を見つけて改善していくための「SQサークル」という活動が始まり、その2期メンバーになりました。自分たちの意見を汲み取ってもらえ、仕事の改善案に「いいじゃないか!それ、やってみよう」とすぐにやるスピード感もあります。そういう一つ一つが私たちのやる気にもつながりますね。
仕事が充実すると、暮らしも充実してきますね。繁忙期でなければ定時の午後5時に仕事を終え、すぐに家に帰ります。というのも、中学3年と1年の息子がいて、二人ともバスケットボールに夢中で、それに付き合うのが日課です。
ミニバス時代から私自身もルールを覚え、一緒に練習してきたので、成長を見守ることも楽しみの一つですね。シュートの時に肘が下がっているとかアドバイスしたり、一対一の勝負をしたりすることもあって、体力的に負けるのもわかっているんですけど「父親として、ただでは負けんぞ」と気合でついていっていますよ(笑)。
仕事でも、家でも、今日もやりきったなぁと毎日思えることが楽しく、今は本当に充実していますね。