Symposium 新藤座談会

変わり続けるものと、変わらないもの。

新藤 祐一

代表取締役

新藤 央貴

取締役

 大正4年の創業時からずっと変わらずにある企業理念や流儀、そして、時代とともに変わり続けていく柔軟さで、百年を超える歴史を刻んできた新藤。4代目である新藤祐一と、息子で通販事業の発展に貢献してきた新藤央貴にこれまでを振り返り、また、未来に向けた想いを伺いました。

会社の転換期。新たな時代に舵を切る

−この10年が大きな転機になっているとか。

新藤 祐一

特約を持っているアサヒのスーパードライが爆発的に人気になり始め、世の中的にも絶頂期だった昭和60年くらい平成十数年くらいは会社としても最高年商も叩き出していました。ただ、薄利多売で売上は上がるけど利益はそこまで出なかったので、しんどかったですよね。ビールの安いものが売れ始め、値段も下がってきましたし。舵を切ってもう一度土台作りをしようと通販事業に挑戦しましたが、なかなか芽が出ず。そんな時でした、タイミングよく、息子(央貴さん)が大阪の大学から帰って会社に入ったんです。

−央貴さんが入社し、どのような変化があったのでしょうか。

新藤 央貴

私の役目は、まず通信販売事業を軌道に乗せることからでした。主力商品であるお酒を販売していましたが、そこは業界最大手ともライバルとなって、なかなか厳しい世界。1年目はなかなか業績も伸びませんでした。2年目以降、注目したのがギフト。そこで大手が真似できないような細かいラッピングの作業をして、そこから実績が上がるようになりました。良かったのが、売上が上がっただけでなく、余裕ができたことで自分の時間を会社全体のことに使えるようになりました。

−どういった点を変えていきたいと思われたんですか。

新藤 央貴

当時は、大阪で見てきたものと比べると何もかも遅れている印象でした。手書きで書き込んだタイムカードや手打ちで打ち込む送り状など、一つ一つに無駄があると思いました。環境もあると思うんですけど、考え方を変えていかないといけないと感じました。無駄なことを一生懸命しても、みんながしんどくなるだけで、売上も苦戦し、苦戦するから頑張って作業量は増える。それでまた苦しくなる、という悪循環に陥っていました。それでいろんなものを自動化し、無駄を減らすことから始めました。送り状を印刷するプリンターも最速のものを入れてもらい、今までは千枚印刷するのに2時間かかっていたものが10分ほどでできてしまいます。大きな違いですよ。

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